モバイルファクトリーを退職しました
正式にはまだですが、本日最終出社を済ませたので、忘れないうちに流行り(?)の退職エントリーを書いておこうと思い立ち、筆を取りました。
モバイルファクトリーで伝統(?)になりつつある退職時の勉強会にて、同じようなことを喋りましたが、重ねてここに記録として残そうかと思います。
モバイルファクトリーに入社した理由
元々ゲーム開発に興味があり、エージェントさんの勧めに従いつついくつかゲーム開発を行っている会社に応募した中、内定をいただけた会社がモバイルファクトリーでした。
当時は恋愛シミュレーションゲームや、位置情報ゲームをリリースしていて、これからさらにネイティブに力を入れていくようなタイミングだったので、興味をそそられました。
モバイルファクトリーでの経験
入社してから様々なプロダクトに携わらせていただきました。
恋愛シミュレーションゲームのネイティブ移植だったり、新規位置情報ゲームの開発だったり。
関わったプロダクトも多く、さらにその中で触れた技術要素も多くありました。
社会人、エンジニア、プロとしての考え方や、チームでの開発実績など、新卒としてモバイルファクトリーに入社できたことは大正解であったと思えます。
モバイルファクトリーで得た学び
技術力
単純に技術力は格段に上がりました。
入社した時点では本当にエンジニアと呼べるレベルではなく、vimって何?gitって何?github使ったことない、というような状態でした。
それが、入社してから様々な技術に挑戦させてもらえました。
Perlによるサーバーサイド実装や、js、html、css等のwebフロントエンド実装、swift、kotlin、ReactNativeやUnityによるネイティブ実装、AWSを利用したサーバーレス実装などなど。
周りの素晴らしいエンジニアに影響されながら、ここまで成長できたことを嬉しく思います。
エンジニアとしてのマインド
エンジニアとしてどうあるべきか、というような考え方が根付かせることが出来ました。
課題に対してどのような技術的アプローチを取るべきか、必要な機能を持ったライブラリがないなら自分で作ればいいではないか。
1週間後の自分が理解できないコードを書くべきではない。
バグを見つけてもなんとなくこの辺が怪しいと当たりを付けるのはいいが、追及せずなんとなく治ったのでは容易にバグは再発する。
いくつか挙げましたが、こういったエンジニアとしての考え方は、業務をこなすにつれて自然と身につけられました。
プロとしてのマインド
出来ないことを出来ないというだけではプロではない。出来ないなら出来る道を模索し、課題解決に徹底して尽力するのがプロである。
主観的な視点ではなく、常に主観的な視点を持つ意識が大事である。
愚痴を言うのは簡単なので、それを改善に回すところまで考えを巡らせる。
お給料をもらって仕事をしている以上、エンジニアのプロとしての意識を常に持って、最善を行う努力をしていきたいです。
チームとしてのマインド
一人で出来ないことは非常に多くあります。以前は一人で出来ることが限られている状態に焦りと苛立ちを感じていました。
その気持ちは大事ですが、会社としてプロダクトの成功が目標である以上、それを一人でやったかどうかは関係ありません。
人に頼り、時には頼られる中でプロダクトの成功を目指しつつ切磋琢磨出来るのがチームであると考えています。
頼るのも力であること、チームのための行動はきっと自分のためにもなること。
チームで仕事をする楽しさや辛さを経験して、チームとしての考え方を身に着けることができました。
転職理由
充実していたならなぜ転職するのか。それは自身のキャリアプランを見つめなおした結果、自分が本当にやりたいことが出来る環境が別にあると思えたからです。
元々ゲームの開発がしたいという理由で入社したのですが、さらにどんなゲームが開発したいかと言われると、演出の凝った派手なゲームを作ってみたいという気持ちがありました。
また、モバイルファクトリーは現在いくつかゲームをリリースしてはいますが、着メロサイトや、ブロックチェーン事業など特にゲーム会社というわけではなく、ユーザーをハッピーにするという目標のもとで運営しています。
以前に比べてリリースしているゲームタイトルが減少している傾向から、このままで自分がやりたいゲーム開発が続けられるのか疑問に感じ、よりよい環境を探すために転職を決意したというわけです。
転職先については多分入社エントリーを書くかもしれないのでその時に。
謝辞
今まで仕事で携わっていただいた方々にとても感謝しています。
今後もモバイルファクトリーで得られたものを軸に、社会人生活を全うしたく思います。